移住者支援情報

神恵内村への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

神恵内村への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

北海道後志地方の日本海側に位置する神恵内村は、自然豊かな村です。
雄大な海と山に囲まれた静かな環境が魅力で、空き家改修や起業支援など移住者向け制度も充実。

さらに奨学金返還支援や新婚・子育て世帯への助成もあり、自然と支援の両面で安心して新生活を始められる地域です。

本記事では、神恵内村役場 企画振興課の佐藤さんから伺ったお話をもとに、移住者から選ばれる神恵内村の住みやすさのポイントや生活関連情報、移住支援制度について紹介します。 

佐藤さん/神恵内村役場企画振興課企画振興係

神恵内村の魅力を広く発信し、地域と移住者をつなぐ企画振興課としてご活躍されています。

神恵内村の基本情報

引用:村のアピールポイント | 北海道神恵内村 移住定住情報

所在地

積丹半島西側の村

人口 
(2025年10月31日現在)

人口数:720人(男性348人 / 女性372人)

世帯数:438世帯

面積

147.7k㎡

気候

冬(2025年1月)最高5.5℃、最低-6.9℃、平均-0.6℃

夏(2025年8月)最高30.8℃、最低17.6℃、平均23.3℃

季節の変わり目になると肌寒い時期が続きます。


※気象庁データより

都市部へのアクセス

■ 車

札幌まで約2時間30分



■ バス

神恵内―岩内間(地域公共交通バスしおかぜライン)所要時間50分


岩内―札幌間(中央バス高速いわない号)所要時間2時間30分

医療機関数・介護施設数

診療所:1

歯科診療所:1

介護施設:4

教育機関数

保育所:1

小学校:1

中学校:1

近隣都市

泊村、共和町、岩内町、積丹町、古平町

雄大な海と山に抱かれた静寂と調和の暮らし

北海道後志地方の日本海沿い、積丹半島の西側に位置する神恵内村は、面積147.7平方キロメートル、720人(2025年10月31日現在)の小さな村です。
周囲を海と山に囲まれ、波の音と風の匂いが日常に溶け込むような、自然と共に生きる暮らしが息づいています。

気候は夏は涼しく過ごしやすく、冬は雪が多いながらも、澄んだ空気と美しい白銀の景観が魅力です。
春から秋にかけては海霧が幻想的に立ちのぼり、季節ごとに変化する自然の表情が、村での時間にゆるやかなリズムを与えます。

また、神恵内村では安全な暮らしを守るために、年に一度の地震・津波避難訓練を実施し、防災意識の向上に努めています。
全世帯には「神恵内村ハザードマップ」が配布され、万が一の際にも落ち着いて行動できる環境が整っています。

鮭フレークや瓶ウニなど海の恵みを生かした特産品に舌鼓!

神恵内村は、古くから漁業で栄えた海の村。

日本海に面した豊かな漁場では、四季を通じて新鮮な魚介類が水揚げされ、村の食卓には海の恵みがあふれています。

なかでも人気なのが、神恵内産の鮭を丁寧にほぐして作る「鮭フレーク」や、獲れたてのウニを瓶詰めにした「瓶ウニ」。
どちらも素材の旨みを最大限に引き出した逸品で、村の味覚を代表する特産品です。

鮭フレークはご飯のお供としてはもちろん、パスタやおにぎりにも相性抜群。

瓶ウニは濃厚な風味が特徴で、口に含むと海の香りがふわりと広がります。
いずれも贈答品としても人気があり、村外からわざわざ買い求めるファンも少なくありません。

神恵内村の特産品は、海とともに生きる人々の誇りと、自然の恵みに感謝する心が詰まった味わいです。

海を望む癒しの湯「かもえない竜神温泉」

2025年4月、神恵内村に新たな癒しの名所として誕生したのが「かもえない竜神温泉」です。

2007年まで村内で親しまれていた温泉の源泉を再利用したもので、弱アルカリ性の湯は冷え性や乾燥肌に効果があると評判。
身体の芯から温まり、肌がしっとりと整うやさしい泉質です。

浴室の大きな窓からは雄大な日本海を一望でき、日中は青く輝く海、夕方には茜色に染まる夕陽を眺めながら、ゆったりと湯に浸かることができます。
サウナも完備されており、室内は常時90℃に保たれ、オートロウリュウによる爽快な発汗体験も楽しめます。

村民だけでなく観光客にも人気のこの温泉は、心身を癒すだけでなく、地域の交流の場としても愛されています。

四季折々の風景とともに、神恵内の自然を全身で感じられる贅沢なひとときを過ごせるスポットです。

神恵内村での移住生活に役立つ情報

ここからは、神恵内村での移住生活に役立つ情報について紹介します。 

神恵内村の移住支援制度情報

神恵内村では、移住者へのさまざまな支援制度を用意しています。
特に以下の支援制度をチェックしておきましょう。 

  • 神恵内村奨学金等返還補助

神恵内村奨学金等返還補助

神恵内村内に住所を有し、就学を目的として貸与を受けた奨学金等の返還を行っている方、または、申請年度に返還を開始される方に対し、月額相当額の2分の1の額(上限2万円)を補助する制度です。

対象者

  • 大学、大学院、高校など(※1)に進学し、在学中に奨学金等(※2)の貸与を受けた方
  • 神恵内村に住所を有する方
  • 奨学金等を返還中の方、今年度から返還を開始する方

補助額

奨学金返還額のうち2分の1(最大24万円:月額最大2万円)

※1 学校教育法(昭和22年法律第26号)に定める大学、大学院、高等学校、高等専門学校、短期大学または専修学校。

※2 独立行政法人日本学生支援機構法(平成15年法律第94号)第14条1項に規定する第一種額資金若しくは第二種額資金、または就学を目的として貸与を受けた奨学金等で、申請者本人が返還を行い、村長が認めるもの。

◆補助金の交付には上記以外にも条件がありますので、詳細は企画振興課企画振興係までお問い合わせ下さい。

参考:神恵内村奨学金等返還補助|神恵内村

神恵内村のお仕事情報

ハローワークインターネットサービスで神恵内村の求人を検索したところ、約5件の情報が見つかりました。 

職種は、漁師、自営業(商店、飲食店系)が多い傾向にあるようです。 

※2025年11月現在の情報です

神恵内村空き家空き店舗改修補助

起業するために実施する空き家等の改修工事に要する経費の4分の3の額(上限300万円)を補助します。

補助要件

  1. 空き家等の賃貸借契約又は売買契約締結日から2年を経過していないこと。
  2. 賃貸借契約又は売買契約にあたり、空き家等が所在する町内会等との面談において、起業の意思表示を行い、同意を得ていること。

補助対象経費

起業するために実施する空き家等の機能回復又は向上のために行う修繕、模様替え又は設備改善等の改修工事に要する経費

参考:起業・住宅支援制度 | 北海道神恵内村 移住定住情報

神恵内村の教育・子育て支援情報

神恵内村では、子どもを安心して育てられる環境づくりに力を注いでいます。

未就学児の受け入れ体制が整っており、待機児童はゼロ。
村に住所を有する世帯は保育料が全額無料となっており、経済的な負担を気にせず子育てに専念できます。

教育面では、教育のデジタル化にも積極的に取り組んでいます。
小・中学校には富士通JAPANの社員が訪れ、プログラミング教育やオンライン授業の支援を行うほか、村独自の教育支援システム「かもチャン」を活用して学びを支えています。

少人数ながらも、子どもたち一人ひとりに丁寧な教育が行き届く環境です。

さらに、教育・子育て支援制度も充実しています。
小・中学生には漢字検定や英語検定の受検料を一部補助する制度があり、意欲的な学びを後押し。

0歳から18歳年度末までの子どもを対象にした医療費助成もあり、自己負担分を全額支援しています(保険外診療や入院時の食事代を除く)。

小さな村ならではのきめ細やかな支援と、地域全体で子どもを見守る温かい風土が、神恵内村の大きな魅力です。

神恵内村の医療・介護・高齢者支援情報

神恵内村では、小規模ながらも住民の暮らしを支える医療・福祉体制が整っています。

村内には診療所が1か所あり、日常的な診療や健康相談に対応しています。
より専門的な治療が必要な場合は、車で30分ほどの地域拠点病院へのアクセスが可能です。

また、歯科診療所が1か所あり、定期的な口腔ケアや治療も受けられます。
介護施設は4か所あり、高齢者が安心して過ごせる環境が地域の中に整備されています。

高齢者支援も充実しています。
以下は、主な高齢者・福祉支援の取り組みです。

無料入浴カード

65歳以上などに年60回分(一般は36回分)を交付

福祉燃料助成事業

65歳以上で非課税等の世帯に2万円分の商品券を支給(冬季燃料費補助)

福祉乗車証(どこでもパス)

村民に無料乗車証を交付。神恵内・泊・共和・岩内を結ぶ「しおかぜライン」が無料利用可能

交通支援として「神恵内村福祉乗車証(どこでもパス)交付事業」を実施。
村内在住者に対し、神恵内村・泊村・共和町・岩内町を結ぶバス「しおかぜライン」を無料で利用できる乗車証を交付しています。

このように、高齢者や車を持たない方でも安心して買い物や通院ができる環境が整っています。

神恵内村が暮らしやすい3つの理由

引用:村のアピールポイント | 北海道神恵内村 移住定住情報

ここからは、「神恵内村って暮らしやすい!」と実感できる以下の3つの理由について紹介します。

  • 生活コストを抑えながら豊かさを実感できる
  • 温かな人のつながりが残る穏やかな村のコミュニティ
  • 季節ごとに変わる自然の美しさと心に残る夕陽

生活コストを抑えながら豊かさを実感できる

神恵内村の暮らしは、派手さこそないものの、堅実で心地よい豊かさがあります。
家賃や土地代が手頃で、空き家バンクを通じて安価に住まいを見つけることも可能。

自家用車があれば日々の買い物も不便なく、海や山の恵みを活かした地元食材を手に入れれば、食費もぐっと抑えられます。

さらに、村では子育てや医療、燃料費の補助など、生活を支える制度が整っており、家計の負担を大きく軽減できます。
保育料無料や医療費助成など、家庭にやさしい支援がしっかり根付いているのも大きな安心です。

温かな人のつながりが残る穏やかな村のコミュニティ

神恵内村には、都会ではなかなか味わえない「人との距離の近さ」があります。
人口約720人という小さな村だからこそ、顔を合わせれば自然とあいさつが交わされ、ちょっとした世間話が日常の風景です。

季節ごとの行事や地域イベントも多く、漁の時期やお祭りには村中が一体となって盛り上がります。
雪かきを手伝い合ったり、採れた野菜や魚をおすそ分けしたりと、昔ながらの助け合いが今も生きています。

移住してきた人も、少しずつ顔なじみが増えていくうちに自然と輪の中に溶け込める、そんな温かさが神恵内村の魅力です。
派手さはないけれど、心地よい人のぬくもりが日々の暮らしをやさしく支えています。

季節ごとに変わる自然の美しさと心に残る夕陽

神恵内村の魅力は、言葉よりも風景が語ってくれます。
春は海沿いに花が咲き、夏は透き通るような青い海が広がり、秋は山が色づいて、冬は白い雪が村を静かに包みます。
どの季節にも、その瞬間にしか出会えない景色があります。

そして何より印象的なのが、海に沈む夕陽。
ゆっくりと沈むオレンジ色の光が海面を染め、空と海の境が溶けていく時間は、ただ立ち尽くすしかないほどの美しさです。

かもえない竜神温泉からもその景色を望むことができ、1日の終わりに心がほっとほどけるようなひとときを過ごせます。

神恵内村への移住のデメリットや懸念点はある?

引用:村のアピールポイント | 北海道神恵内村 移住定住情報

神恵内村は自然豊かな静かな村ですが、暮らしのスタイルによっては「少し不便」と感じる場面もあります。
たとえば、コンビニまでは車で20分ほど、スーパーなどの買い物スポットまでは30分ほどかかります。
車があったほうが、暮らしの幅がぐっと広がるでしょう。

村の雰囲気はとても落ち着いていて、都会のようなにぎわいや刺激は少なめ。
ゆっくりした時間を楽しめる人には心地いいですが、常に動きのある生活が好きな人には少し静かすぎるかもしれません。

便利さよりも、海や山に囲まれた穏やかな時間を大切にしたい方には、神恵内村の暮らしがきっとしっくりくるはずです。
釣りや自然の中で過ごすのが好きな人には、まさに理想的な場所です。

神恵内村に移住した人の口コミ・感想

引用:村のアピールポイント | 北海道神恵内村 移住定住情報

神恵内村に移住した人たちの声で多く聞かれるのは、「人のあたたかさ」「自然の圧倒的な美しさ」

最初は不便さを感じたという声もありますが、多くの人が次第にその静けさや人との距離の近さに魅力を感じ、「今ではこの暮らしが心地よい」と語っています。

便利さよりも、豊かさを感じる生き方を求める人にとって、神恵内村はまさに理想の場所のようです。

地域おこし協力隊 岩佐隊員談

神恵内のおすすめは、人と自然ですね!

都会にあるものは、頑張ればお金で買えるものばかり。神恵内にあるものは、ほとんどプライスレスですから!

地域おこし協力隊 西村隊員談

来たばかりの時はコンビニもマクドナルドも無くて、「どうやって生きていけば・・・」と途方にくれていましたが、人は慣れるもので今はジャンクフードに溺れることなく健康に過ごしています!笑

まずはぜひ、一度神恵内村へ足を運んでみて下さい。どんどん魅了され気が付くと村民になっていることでしょう・・・笑

参考:移住者の声 | 北海道神恵内村 移住定住情報

神恵内村への移住のお問い合わせ

担当課

企画振興課

住所

〒045-0301 北海道古宇郡神恵内村大字神恵内村81番地20

電話番号

0135-76-5011

FAX

0135-76-5544

公式HP

北海道神恵内村(Kamoenai Village)