移住者支援情報

松前町への移住の魅力は?人気の理由や住環境、 支援制度などについて紹介

松前町への移住の魅力は?人気の理由や住環境、 支援制度などについて紹介

北海道の最南端に位置する松前町は、津軽海峡を望む歴史と自然が調和した港町です。北海道唯一の城下町として文化的な魅力にあふれ、春には約1万本の桜が町を彩ります。

「松前っ子誕生祝金」など子育て支援も充実しており、穏やかな気候と人の温かさに惹かれ、移住者からも注目を集めています。

本記事では、松前町役場 政策財政課の渡邊さんから伺ったお話をもとに、移住者から選ばれる松前町の住みやすさのポイントや生活関連情報、移住支援制度について紹介します。  

渡邊成也さん/松前町役場 政策財政課政策推進係

松前町の魅力を広く発信し、地域と移住者をつなぐ政策推進係の渡邊さんにお話をお伺いしました。

松前町の基本情報

北海道松前町 プロモーション写真

(引用元: https://www.town.matsumae.hokkaido.jp/

所在地 

北海道の最南端 

人口
(2025年10月1日現在) 

人口数:5,660人(男性2,690人 / 女性2,970人) 

世帯数:3,522世帯 

面積 

293.25k㎡ 

気候 

1月 最高気温 8.6℃ / 最低気温 -5.3℃ 

8月 最高気温 31.4℃ / 最低気温 19.1℃ 

※松前 / 2025年度気象庁データ 

都市部へのアクセス 

■電車 

木古内駅〜新函館駅:約12分(JR北海道新幹線) 

木古内駅〜新青森駅:約49分(JR北海道新幹線) 

木古内駅〜札幌駅:約4時間6分(JR北海道新幹線・函館本線)

木古内駅〜東京駅:約4時間11分(JR北海道新幹線)  

 

■車 

松前町〜木古内町:約1時間12分(道道380号線 ) 

松前町〜木古内町:約2時間7分(道道380号線・函館江差自動車道)

松前町〜札幌市:約5時間46分(道道380号線・道央自動車道)  

 

※参考データ:NAVITIME 

医療機関数・介護施設数 

医療機関数:6施設 

介護施設数:22施設 

教育機関数 

保育園(公立):1園 

こども園(私立):1園 

小学校:3校 

中学校:1校 

高校(公立):1校 

近隣都市 

北海道:福島町・上ノ国町

松前町公式移住定住促進HP 

https://www.town.matsumae.hokkaido.jp/iju_teiju/

北海道の中でも住みやすい穏やかな気候

北海道の最南端に位置する松前町は、津軽海峡に面した港町で、青森県と海を隔てて向かい合う立地にあります。

人口は5,660人(2025年10月1日現在)、面積は293.25平方キロメートルです。海洋性気候の影響を強く受けており、冬でも道内の他地域に比べて温暖で積雪量が少なく、夏も気温が上がりすぎないため、一年を通して比較的穏やかな気候が特徴です。

防災面では、町民の防災意識向上を目的に「松前町防災のしおり」を改訂し、ハザードマップや自然災害への備えをわかりやすくまとめています。地域全体での協力と備えを重視し、万一の際にも迅速に行動できる体制づくりを進めています。

城下町特有の落ち着いた雰囲気

松前町は、江戸時代に最北の城下町として栄えた歴史あるまちです。現在も松前城を中心に、武家屋敷や寺院など往時の面影を残す史跡があり、城下町特有の落ち着いた雰囲気が漂います。

春には「さくら名所100選」に選ばれた松前公園で約1万本・250品種の桜が咲き誇り、4月中旬から5月下旬にかけて長期間にわたり花見を楽しめるのが特徴です。

また、スルメと昆布を醤油だれで漬け込んだ郷土料理「松前漬」は、この地で生まれた伝統の味として知られています。

松前神楽をはじめとする地域の文化や祭りも盛んで、歴史・自然・食文化の三拍子がそろった、北海道でも独自の風情を持つ町といえます。

松前町での移住生活に役立つ情報

ここからは、松前町での移住生活に役立つ情報について紹介します。  

松前町の移住支援制度情報

松前町では、移住者へのさまざまな支援制度を用意しています。 

特に以下の2つの支援制度をチェックしておきましょう。  

  • 松前町UIJターン新規就業支援事業移住支援金
  • 松前町移住生活体験住宅

松前町UIJターン新規就業支援事業移住支援金 

東京圏から松前町へ移住し、町内企業などで新たに就業した方に対し、移住支援金を支給する制度です。北海道と松前町が共同で実施しており、移住・定住の促進と地域の人手不足解消を目的としています。

補助金概要

町では、松前町への移住・定住の促進及び中小企業等における人手不足の解消を目的に、北海道と連携して「UIJターン新規就業支援事業移住支援金」を実施しています。

補助金額

・世帯での移住:100万円
・単身での移住:60万円

補助金対象者

以下の「移住元に関する要件」と「就業等に関する要件」の両方を満たす方が対象です。


【移住元に関する要件】

・住民票を移す直前10年のうち、通算5年以上、東京23区内に在住または東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)のうち条件不利地域以外に在住し、東京23区内に通勤していたこと。

・または直前1年以上、同様の地域に在住し東京23区に通勤していたこと。

※条件不利地域とは、過疎地域持続的発展支援特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、小笠原諸島振興開発特別措置法で定める地域を有する市町村(政令指定都市を除く)および平成22年〜令和2年の人口減少が10%以上の市町村を指します。


【就業等に関する要件】

次のいずれかに該当すること。


一般就業

・北海道の「北海道公式 移住支援金対象求人マッチングサイト」に掲載された求人へ応募し、週20時間以上の無期雇用契約で新規就業していること。

・掲載日以降の応募・雇用であり、転勤・出向・研修等ではないこと。


専門人材

・プロフェッショナル人材事業または先導的人材マッチング事業を利用し、週20時間以上の無期雇用契約で新規就業していること。

・目的達成後の解散前提プロジェクトなど、離職前提でないこと。


テレワーク

・所属先の命令ではなく自らの意思で移住し、生活の本拠を松前町に置き、原則通勤せず週20時間以上テレワークで勤務していること。


関係人口

・松前町に関わる地域活動やイベントなどに継続的に参加している方。

・または町に居住経験があり、農林水産業に従事・継続意思を持つ方(申請日から5年以上の従事意思があること)。

補助金要件

・転勤・出向などの勤務地変更ではなく、新規雇用であること。

・転入後1か月以内に予備申請を行い、転入後3か月以上1年以内に交付申請を行うこと。

・虚偽の申請をした場合や、申請日から3年未満に転出、または1年以内に職を辞した場合は全額返還。

・申請日から3年以上5年未満で転出した場合は半額返還。

・北海道が実施する起業支援事業に係る交付決定を取り消された場合も返還対象。

参考:松前町UIJターン新規就業支援事業移住支援金|北海道松前町移住・定住サイト 松前の暮らし

松前町移住生活体験住宅

松前町では、移住や二地域居住を検討している方、または関係人口として継続的に町との関わりを持ちたい方を対象に、短期から中期の滞在ができる「移住生活体験住宅」を用意しています。実際の暮らしを体験しながら、町の環境や生活利便性を知ることができる施設です。

概要

この制度は、移住希望者が松前町での生活を具体的にイメージできるよう、家具・家電付きの住宅を一定期間貸し出すものです。

費用

・家賃:月額57,000円(日額1,900円)

 

※光熱水費込み、滞在期間に応じて清掃料が別途発生します。

対象者

・松前町への移住や二地域居住を検討している方

・地域と継続的に関わりを持ちたいと考えている方

・短期〜中期の滞在を希望する方(7日以上1年以内)

補助金要件

・利用期間:7日以上1年以内

・所在地:松前町字清部498番地2(清部地区移住生活体験住宅)

・構造:補強コンクリートブロック造2階建(1棟2戸・各戸69.6㎡・間取り2LDK)

・設備:給湯器、IHコンロ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、ストーブ、エアコンなど生活家電一式完備(布団は各自準備、レンタル業者紹介あり)

・Wi-Fi(光回線)完備、パソコンなどは各自用意

・立地:役場から車で約20分、コンビニまで約5分、スーパーまで約15分

・交通:町内を走る「大漁くんバス」(全区間100円)を利用可能

参考:松前町移住生活体験住宅|北海道松前町移住・定住サイト 松前の暮らし

松前町のお仕事情報

 ハローワークインターネットサービスで松前町の求人を検索したところ、約8件の情報が見つかりました。  

職種は、建築・調理・事務・宿泊施設が多い傾向にあるようです。  (※2025年10月現在の情報です)

また、地域雇用の安定と出稼ぎなどによる就労機会の確保を目的に開設された無料職業紹介所「就職サポートセンター」があります。ハローワークの求人情報に加えて、出稼ぎ先の求人や町内企業の募集情報を提供し、求職者の希望に合わせた就職相談を行っています。町広報紙への求人掲載や庁舎掲示板での情報発信も行い、町民の身近な就労支援拠点として機能しています。

さらに「JOBステーション」は、就職サポートセンターのサテライトオフィスとして、まちの駅TENOHA松前別館内に開設されました。町内の求人やハローワークの情報を自由に閲覧でき、無料で就職相談も可能です。渡島西部通年雇用促進支援員と産業振興課職員が常駐し、地元で働きたい人のサポートを通じて、安定した雇用と定住促進を目指しています。

松前町のお家情報

大手不動産ポータルサイトで松前町内の物件を探してみたところ、以下の検索結果が得られました。  

賃貸(マンション・アパート・一戸建て) 

約0件 

購入(新築一戸建て) 

約0件 

購入(中古一戸建て)  

約0件 

※2025年10月現在の情報です

現在、松前町では賃貸・分譲物件ともに空きがありません。

松前町では、移住や二拠点生活を考えている方、または地域と継続的に関わりを持ちたい方に向けて、実際の暮らしを体験できる「松前町移住生活体験住宅」を設けています。短期間から1年以内の滞在が可能で、町での生活環境や地域の雰囲気を具体的に感じ取れます。

松前町空き家バンク制度

松前町では、空き家の有効活用を通じて地域の課題解決と移住・定住の促進を図るため、「松前町空き家バンク」を設けています。空き家の所有者と利用希望者をつなぐ仕組みとして、町のホームページなどで情報を公開し、住まい探しや地域移住をサポートしています。

概要

この制度は、売却または賃貸を希望する空き家の情報を所有者から登録してもらい、町が管理・紹介する仕組みです。

登録された物件は、町のホームページなどを通じて公開され、空き家を活用したい方が物件情報を確認できます。

良好な管理状態で安全性に問題のない町内の空き家であれば、登録が可能です。

要件

空き家バンクに登録された物件を利用できるのは、次のいずれかの要件を満たす方です。


・町内に居住している方

・町内に定住、または定期的に滞在し、地域住民として生活しようとする方

・その他、町長が適当と認めた方

参考:松前町空き家バンク制度|北海道松前町移住・定住サイト 松前の暮らし

地域材で建てる住宅支援事業補助金

松前町では、町産の「松前杉」をはじめとする地域材の利用促進と林業・木材産業の活性化を目的に、地域材を使用して住宅などを新築・増改築する場合に建築費の一部を助成しています。地域資源を活かした住まいづくりを支援する制度です。

補助金概要

町内で産出された木材(松前杉など)や、北海道内の木材を町内で加工・製品化した「地域材」を使用して住宅や附帯施設を建築する場合、その使用量に応じて補助金を交付します。

対象工事は町内業者(建設業法の許可を受けている業者)が施工し、当該年度の3月31日までに完了するものが条件です。

補助金額

専用住宅・併用住宅(居住用)

・上限額:100万円

・条件:

 - 【構造材等】地域材を2立方メートル以上使用

 - 【内外装材等】地域材を10平方メートル以上使用

・補助金額:

 - 【構造材等】1立方メートルにつき40,000円

 - 【内外装材等】1平方メートルにつき4,000円


附帯施設等(居住の用に供するもの以外)

・上限額:50万円

・条件:地域材の使用量に応じて補助金を算出

補助金対象者

・町内に住民登録している方、または住民登録予定の方

・法人の場合は、町内に本店または支店等を登記していること

・町税や使用料などに滞納がないこと

・町の広報やホームページなどへの掲載に同意できること

補助金要件

・地域材を一定量以上使用して新築または増改築を行うこと

・施工は町内の建設業許可を受けた業者が行うこと

・工事は申請年度の3月31日までに完了すること

・交付申請の際は、使用する地域材の種類・数量などを明確に証明できる書類が必要です。

参考:地域材で建てる住宅支援事業補助金|松前町HP

町営住宅入居者募集 

松前町では、住宅に困窮している所得の低い世帯を対象に、町営住宅の入居者を募集しています。現在空き家となっている住宅を対象に、団地ごとの家賃や間取りなどを公開し、随時申し込みを受け付けています。

概要

町営住宅は、住宅に困っている方に対して安定した住まいを提供することを目的とした公的住宅です。

令和7年10月15日現在、江良団地・大津団地・大磯団地の3地区で空き住宅の入居者を募集しています。

家賃はおおむね14,200円〜25,700円の範囲で、間取りはいずれも3LDKです。

家賃

・江良団地5棟1号室:家賃16,200円〜24,100円

・大津団地1棟3号室/4号室:家賃16,300円〜24,300円

・大津団地2棟2号室:家賃14,200円〜21,100円

・大磯団地9棟4号室/10棟3号室:家賃17,300円〜25,700円


※すべて3LDK。

入居資格

以下のすべて、またはいずれかの条件を満たす方が対象となります。


・現に住宅に困窮していることが明らかである方

・町内に持ち家がない方

・税金や公共料金などに滞納がないこと(連帯保証人含む)

・入居時に松前町に住所を有することが可能な方

・暴力団員がいない世帯であること

・世帯全員の政令月収額が15万8千円以下(裁量世帯は21万4千円以下)

・現在町営住宅に入居している方は、事前に町へ問い合わせが必要


※裁量世帯とは、以下のいずれかに該当する世帯です。

・60歳以上の方のみ、または18歳未満の子どもがいる世帯

・障がい者手帳等の交付を受けている世帯

・小学校就学前の子どもがいる世帯

申込条件

・町外からの申し込みも可能ですが、詳細は事前に町へお問い合わせください。

・政令月収額の計算式:

 (世帯全員の年間所得額 − 扶養控除・特別控除) ÷ 12ヶ月


※世帯構成(高齢者・障がい者等)の状況により控除額は異なります。

・税金や公共料金の滞納がある場合、申し込みはできません。

・入居申込時には必要書類(所得証明書、住民票、連帯保証書など)の提出が求められます。

参考:町営住宅入居者募集 |松前町公式HP

松前町の教育・子育て支援情報

松前町の強みは、子育て支援が幅広く用意されていることです。

松前町では、子育て家庭を応援するために「松前っ子誕生祝金」を支給しています。対象は、出産日の6か月前から松前町に住所を有している保護者で、出生時と満1歳の誕生日の2回に分けて祝金を受け取ることができます。

支給額は、第1子が総額20万円(各回10万円)、第2子が総額30万円(各回20万円・10万円)、第3子以降は総額50万円(各回30万円・20万円)です。いずれも松前商工会が発行する「さくら商品券」で支給され、町内の商工会加盟店での買い物に使用できます。

子ども医療費助成

子育て世帯の経済的負担を軽減するため、松前町では高校生までの子どもを対象に医療費の無料化を実施しています。所得制限はなく、すべての子どもが平等に助成を受けられる制度です。

補助金概要

平成27年4月1日から、松前町に住民登録のある高校生までの子どもを対象に、医療費の自己負担分を全額助成しています。

対象となる医療機関での診療・調剤・入院費が無料となり、子育て家庭の医療費負担を大幅に軽減します。

補助金額

・入院:無料(※食事代・差額ベッド代は対象外)

・通院:無料

・調剤:無料(院外処方せんによるもの)

・補装具:無料(証明書・領収書・保険支給決定通知書の写しを提出)


※予防接種や交通事故など第三者行為によるけがは対象外です。

補助金対象者

次の条件をすべて満たす子どもが対象です。


・松前町に住民登録があること

・健康保険に加入していること

・18歳になる年度の末日(3月31日)までであること


※所得制限はありません。

補助金要件

助成を受けるには、子どもの加入健康保険を確認できるものを持参し、役場町民課(国保医療給付係)または各支所の窓口で届出が必要です。

また、制度を継続的に運用するため、世帯員に関する課税状況などの確認に同意する必要があります。

参考:子ども医療費助成|松前町HP

未熟児養育医療給付事業 

身体の発育が不十分なまま生まれ、医師が入院による養育を必要と認めた乳児に対して、医療費を公費で助成する制度です。指定養育医療機関での治療費の大部分を負担し、所得に応じた一部自己負担があります。

補助金概要

松前町では、出生時体重が2,000グラム以下、または生活力が特に弱く医師が入院治療を必要と認めた1歳未満の乳児を対象に、指定養育医療機関での治療費を助成しています。

診察・処置・薬剤・ミルク代など、入院中に必要な医療行為が対象となります。

補助金額

入院中の診察、処置、看護、薬剤、治療材料、食事代(ミルク代)などを助成します。

なお、世帯の所得に応じた一部負担金がありますが、この負担分については「子ども医療費助成」により助成を受けることができます。

補助金対象者

次のいずれかの症状に該当し、医師が入院養育を必要と認めた1歳未満の乳児が対象です。


・出生時体重が2,000グラム以下の乳児

・けいれんや運動不安などの症状がある

・体温が摂氏34度以下

・強いチアノーゼなど呼吸器・循環器の異常がある

・くり返す嘔吐などの消化器の異常がある

・強い黄疸がみられる

補助金要件

指定養育医療機関に入院した日から1か月以内に、加入健康保険を確認できるものと医療機関が発行する「未熟児養育医療意見書」を添えて、役場町民課(国保医療給付係)または各支所の窓口で届出が必要です。

また、制度維持のため、世帯員に関する課税状況などの確認に同意する必要があります。

参考:未熟児養育医療給付事業|松前町HP

松前町の医療・介護・高齢者支援情報

松前町には、地域医療の中核を担う「松前町立松前病院」があります。

内科・外科・整形外科・小児科・眼科・耳鼻咽喉科・リハビリテーション科・人工透析など幅広い診療科を有し、一般病床60床を備えた町内唯一の病院です。地域医療拠点として、町民の健康を支えるとともに、急病や慢性疾患の治療、透析など専門的な医療にも対応しており、安心して暮らせる医療体制が整っています。

また、高齢者向けの支援として注目したいのが「緊急通報システム設置事業」です。

ひとり暮らしの70歳以上の高齢者に対し、ボタンひとつで通報できる電話機と、熱センサー・ガス漏れセンサー付きの機器を無償で貸与する制度です。

急病や事故の際には、札幌市の「北海道健康づくり財団」が24時間体制で通報を受け付け、協力員や松前消防署へ速やかに連絡します。

設置や撤去などの費用は町が負担し、利用者は通話料のみの負担で利用可能です。町内ではおよそ20台が設置されており、高齢者が自宅で安心して暮らせる環境づくりに大きく貢献しています。

松前町が暮らしやすい3つの理由 

北海道松前町 プロモーション写真

(引用元: https://www.town.matsumae.hokkaido.jp/) 

ここからは、「松前町って暮らしやすい!」と実感できる以下の3つの理由について紹介します。

  • 歴史と文化が息づく「北海道唯一の城下町」 
  • 四季を通して楽しめる自然と風景
  • 津軽海峡で味わう、松前ならではの海の幸

歴史と文化が息づく「北海道唯一の城下町」

松前町は、北海道で唯一の城下町として知られ、歴史と文化の魅力が凝縮されたまちです。江戸時代に築かれた日本最北の城「松前城」と、寺院が連なる「寺町」は、北海道遺産にも認定されており、城下町の面影を今に伝えています。

300年以上の歴史を持つ伝統芸能「松前神楽」もこの地の誇り。国の重要無形民俗文化財に指定されており、地域の人々が守り続けてきた文化が息づいています。

また、書家・金子鷗亭の功績をたたえた「北鷗碑林」や、江戸時代の町並みを再現した「松前藩屋敷」など、町を歩くだけで歴史と芸術に触れられるのが松前町の魅力です。落ち着いた時間を大切にしたい人にぴったりの、情緒あふれるまちです。

四季を通して楽しめる自然と風景

松前町は、北海道の中でも一年を通して過ごしやすい穏やかな気候が特長です。海と山の両方に囲まれた自然豊かな環境で、国道228号線沿いの海岸をドライブしたり、松前公園で季節の草花を眺めたりと、ゆったりとした時間を楽しめます。

春には「松前公園」に咲く約1万本・250種の桜が町を彩り、「松前さくらまつり」で全国から多くの観光客が訪れます。夏になると「松前藩屋敷」で行われる「浮き紫陽花」イベントが話題を集め、水路に浮かぶ3,000弁の紫陽花が涼やかな風景を作り出します。

また、8月の「松前城下時代まつり」では鎧をまとったライダーたちが町内を走る「バイク武者軍団パレード」が開催され、歴史と現代が融合したユニークな光景が広がります。

さらに、北海道最南端の「白神岬」では津軽海峡を望む雄大な眺望とともに渡り鳥の群れを観察でき、冬には日本海に沈む夕陽と「松前小島」が幻想的な景色を描き出します。

津軽海峡で味わう、松前ならではの海の幸

津軽海峡に面した松前町は、荒波にもまれた海の幸に恵まれたまちです。中でも「松前漬」は、スルメと昆布を細切りにして醤油ダレに漬け込む松前発祥の郷土料理。町内の店ごとに味付けや具材が異なり、食べ比べを楽しむのも松前ならではの魅力です。

また、津軽海峡で水揚げされる「本マグロ」は、身が締まり脂の旨味が際立つ“マグロの王様”。町内の飲食店や物産店で味わえるほか、毎年9月には「松前城下マグロまつり」が開催され、マグロの即売や解体ショーが行われます。

さらに、松前の岩海苔は希少価値の高い特産品で、冬の海で一枚ずつ手摘みされる贅沢な味わい。「海苔だんだん」と呼ばれるご飯との食べ方が定番です。

加えて、松前城をかたどった「お城最中」や桜の香りの「花の松前」など、地元菓子店が手がける銘菓も人気。松前の海と風土を感じる味覚が、四季を通じて楽しめます。

松前町への移住のデメリットや懸念点はある? 

松前町は自然に囲まれた穏やかな環境が魅力ですが、町内に不動産会社がなく、住まい探しはやや手間がかかる点があります。また、スーパーや飲食店などは中心部に集中しているため、利便性を重視する人は住むエリア選びが大切です。

都市部に比べると買い物や収入面で不便を感じる場面もありますが、生活コストは低く、静かでのびのびと過ごせる環境です。便利さよりも、自分のペースで穏やかに暮らしたい人にはぴったりのまちといえるでしょう。

松前町に移住した人の口コミ・感想 

 実際に松前町に移住した方々の口コミや感想を紹介します。  

松前町へ移住した人たちからは、「人の温かさ」「自然や食の豊かさ」「自分のペースで暮らせる環境」が魅力として多く挙げられています。

都市部と比べて生活コストが低く、海と山に囲まれた穏やかな環境で、仕事にも趣味にも打ち込める“ゆとりある暮らし”を実感している移住者が多いようです。

竹原さん(30代/4人家族)

静岡県出身で、現在は松前町で畜産業を営んでいます。

大学卒業後にオーストラリアの牧場で経験を積み、和牛の生産を志していた際、松前町の「肉牛改良センター」での研修制度を知り、支援の手厚さに惹かれて移住を決意しました。町内ではすぐに農家仲間に受け入れられ、同時期に移住した研修仲間とも交流が続いています。

日常生活ではスーパーやドラッグストアがあり、不便を感じることは少ないとのこと。子どもの誕生祝金や保育所の一時預かり制度など、子育て支援にも満足しています。一方で出産時は函館の病院を利用せざるを得なかった点をやや不便に感じたそうです。

それでも「人が温かく、気候も穏やかで暮らしやすい」と話し、若い世代の移住者が増えることを楽しみにしています。

(引用元:移住者No.1 | 北海道松前町移住・定住サイト 松前の暮らし

松前町への移住のお問い合わせ 

担当課 

政策財政課 

住所 

〒049-1592 

北海道松前郡松前町字福山248番地1 

電話番号 

0139-42-2275 

FAX 

0139-46-2048

公式HP 

https://www.town.matsumae.hokkaido.jp/